犬の主な種類

犬は多くの目的に合わせて改良を重ねられてきました。
カナディアン・ケンネル・クラブ(CKC)では犬種を7つのグループに分けています。
(ジャパン・ケンネル・クラブの分類とは多少異なります。)
担ってきた仕事により分けられているため、性質の見極めの助けになると思います。

◆トイ・グループ<愛玩犬>
古くから愛玩目的で飼育されてきた小型で可愛い犬種のグループです。
現在は犬全体の半数以上を占めるといわれています。

・代表的な犬種(原産国)
チワワ(メキシコ) メキシコのチワワ市にちなむ犬種名で原産国もメキシコとされているが、作出したのはアメリカ人で、19世紀の中頃アメリカの中西部で誕生した。超小型の外見に似ず独立心は強いが、わがままな一面もあるので過保護にすると自分勝手で扱いにくい犬になる恐れも。スムースタイプ(短毛)とロングタイプ(長毛)がある。
体高12㎝前後 体重2.7㎏前後
ポメラニアン(ドイツ) 先祖は牛や羊の番犬として活躍していた大型犬。18世紀以降のイギリスで小型犬へと改良を繰り返され、アメリカで現在の姿になった。ビクトリア女王が可愛がっていたことでも有名である。好奇心旺盛で利口、友好的だが興奮しやすいので、むだ吠えをさせないしつけを。体高20㎝前後 体重2~3㎏
ヨークシャー・テリア(イギリス) 歴史はまだ100年ほどで、本来はビクトリア時代のイギリス、ヨークシャー地方で、ネズミを駆除するために作出された。マンチェスター・テリア、スカイ・テリア、マルチーズなどが交配に使われたといわれている。陽気な性格だがむだ吠えする場合もあるので未然に防ぐしつけが必要。体高23㎝前後 体重3㎏以内で2㎏が理想的。

◆スポーティング・グループ<鳥猟犬>
獲物を発見して居場所をハンターに知らせる、獲物を追い立てる、撃ち落した獲物を回収する、などを仕事とする犬種のグループです。
鳥猟犬は一般的に5つのグループに分けられます。
・ポインター(ポインター種)
・セター(セター種)
・捜索犬(スパニエル種)
・水猟犬(レトリーバー種)
・回収運搬犬(レトリーバー種)

大型の犬種が多く、タフで活動的なため運動量はかなり必要です。
穏やかで服従性に優れているのが特徴です。
・代表的な犬種(原産国)
アイリッシュ・セター(アイルランド) 祖先は15世紀頃からヨーロッパ大陸にいたレッド・スパニエルだといわれる。活発で遊び好き、子どもや他の動物とも仲良く暮らせるが、独立心も強く、多少頑固な一面を持っているので、しつけや訓練の徹底にはまず充分な愛情関係や信頼関係を犬との間に築きあげる必要がある。体高 牡65㎝前後
牝60㎝前後 体重 牡32㎏前後 牝27㎏前後
アメリカン・コッカー・スパニエル(アメリカ) 1620年に初めてアメリカへ移民したイギリス人清教徒が連れていたイングリッシュ・コッカー・スパニエルから作出された。朗らかで遊び好きで人なつっこく、利口だからしつけも難しくはない。
体高 牡38㎝前後 牝36㎝前後 体重 牡13㎏前後 牝12㎏前後

ラブラドール・レトリーバー(イギリス) 性格は穏やかで頭が良く、飼い主に忠実で忍耐強いから飼いやすく訓練もしやすい。もともとは厳寒の海で、海中に流された漁網を探したり、網からこぼれた魚をくわえて回収するのが仕事だったから泳ぎは大の得意。その能力を生かされイギリスで鳥猟の水陸両用獲物回収犬(レトリーバー)として改良されたのだが、現在は盲導犬として他に抜きんでた力を発揮しており、警察犬、麻薬探知犬としても評価は高い。 体高 牡56~62㎝前後 牝54~59㎝前後 体重 牡27㎏~34㎏前後 牝25㎏~32㎏前後

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